雑貨屋という妄想
大学2年の俺は、大学の授業には留年にならない程度に行き、今まで単位も落としたことはなく、本当に平凡な毎日を過ごしていた。
そんなある日、平凡な毎日に嫌気が刺し、何か刺激的なことがないかとふらふらしていた。
その日は、大学の授業が終わり、暇を持て余していたため最寄りの駅ビルの中にある雑貨屋に行ってみた。
俺は雑貨屋が嫌いではない。一歩入れば、軽快なBGMが聞こえ、一風変わった商品が所狭しと並んでいる。殺風景な現実を忘れさせてくれる世界観がそこにはある。
色々な面白い商品を見ていると少しテンションが上がってきた。
しばらく店の中を周っていると、制服を着た女子高生を見つけた。これは男の性(さが)だろう。女子高生を見ると、とりあえず足から顔までひと通り舐めるように見てしまう。
そして、スカートが短いと思うとどうしても下半身に目がいってしまう。
ここで、俺のスイッチが入った。
女子高生の近くで、商品を手に取り選んでいるフリをしながら周りに人がいなくなるのを辛抱強く待つ。と、同時に上の方に置いてある商品を見ているフリをしながら天井を見渡す。
監視カメラの位置や向きをチェックするのだ。
しばらくすると、付近には俺と女子高生以外誰もいなくなった。
俺はこの隙を逃すまいと、スマホを取り出し無音カメラを動画撮影モードにする。
そして、防犯カメラの位置も確認しながら、女子高生の斜め後ろに、女子高生とは背中合わせになるように立つ。
この時、なるべく怪しまれないよう、商品を選んでいるフリをしながら、チラチラ女子高生の様子を確認する。
女子高生が商品に気を取られている隙を見計らい、俺はその場にしゃがみ込む。もちろん、下の方の商品を見ているフリをしながら、まだ女子高生とは背中合わせの状態だ。
そして、女子高生の足が少し開いた瞬間を見計らい、振り向きざまにカメラの撮影を開始する。
女子高生の様子を確認しながら、レンズを上に向け、ゆっくり女子高生の膝よりも少し上、両足の太腿の間にスマホを入れる…
心臓がバクバクいっている…
手元も安定しない…
でも、少しでも女子高生の足にスマホが当たればバレる!
即、人生終了だ…
…心拍数が上がる……
女子高生の様子を伺いながら、スカートの真下で撮影し続ける。
…10秒…15秒…
まだいけるか…?
この緊張感…1秒が途方もなく長い時間に感じる…
20…びょ…
そろそろ止めておこう!
女子高生の足にスマホが当たらないよう、慎重に抜き、急いで女子高生と背中合わせの状態に姿勢を戻す。
そして、何事も無かったかのようにゆっくり立ち、その場を去った。
家に帰り、動画を確認するとばっちり!
真下から水色のかわいいパン○ィが丸見えだ。
俺はしばらくその動画で抜きまくるのであった。